著者:関 勝寿
公開日:2015年10月20日
キーワード: word

論文の閲読結果を修正するときに、修正箇所を Word の編集履歴で表示することがある。そのときに、2台以上のPCで作業をすると、Word の校閲者名が統一されていないと(片方は日本語名で片方は英語名だったり)、別人として表示されるので、校閲者名はそろえておく方が良い。

けれど、それを忘れてしまい、作成者名を一括で変更しようとして調べたところ、どうもこれまでに編集した履歴を別の校閲者名に変更することは、できないようだ。ただし、すべての校閲者名を「作成者」という校閲者名に一括して変更することはできるとのこと。これは、チームで編集したファイルを、一括して個人名を取り除くときにも使えるだろう。

方法としては、Word 2010 for Windows だと「ドキュメント検査」「ドキュメントのプロパティと個人情報」の「すべて削除」にあるらしい。

Word for Mac 2016では、「プライバシー」オプションの「保存するときに個人情報をファイルから削除する」にチェック。

手元の Word for Mac 2011 では、「Word」「環境設定」「セキュリティ」の下に「プライバシー オプション」「保存するときに個人情報をファイルから削除する」があった。