著者:関 勝寿
公開日:2015年12月1日 - 最終更新日:2016年11月12日
キーワード: mac tex

Mac OS XTeX / LaTeX を使えるようにするための手順を記す。MacTeX はあえて使わずに、TeX Live を直接入れる。独自のディレクトリ構成にならないので便利。詳しくは参考サイト参照。

インストール

cd /usr/local/texlive; sudo ln -s 2016 current
export PATH=$PATH:/usr/local/texlive/current/bin/x86_64-darwin
sudo tlmgr option repository http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet
brew install gs poppler

ヒラギノフォントの埋め込み設定

Mac OS Xのヒラギノフォントは商用利用可能です。

まずは、ヒラギノフォントの準備をする。

cd /usr/local/texlive/current/texmf-dist/scripts/cjk-gs-integrate
sudo perl cjk-gs-integrate.pl --link-texmf --force
sudo mktexlsr

とすることで、/usr/local/texlive/texmf-local/fonts/ 内に OS 付属フォントへのシンボリックリンクが作られる。続いて、フォントの埋め込み設定をする。

(1) OS X 10.11 / El Capitan 以降の場合には

sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron

(2) OS X 10.10 / Yosemite 以前の場合には

sudo kanji-config-updmap-sys hiragino

確認

サンプル TeX ファイルのコンパイル、生成されたPDFファイルの確認とフォントのチェック。

curl -sO https://gist.githubusercontent.com/sekika/34cad1547e92a62a4a1b/raw/sample.tex
platex sample.tex
dvipdfmx sample.dvi
open sample.pdf &
pdffonts sample.pdf

メンテナンス

パッケージの更新

sudo tlmgr update --self --all

TeX Live のバージョン(年次)のメジャーアップグレードについては、TeX Live のページではインストールを最初からやり直すことを勧める、としている。特に、2015から2016へアップグレードは、インフラが変わったので最初からやり直す必要がある。インストールの2番目(install-tl-unx.tar.gz のダウンロード、展開と sudo ./install-tl)と3番目(current リンクの更新)を実行すれば良い。ただし、年次によっては勝手に新しい年次にアップデートされる場合もあるようだ。

ちなみに、私の場合は次のような update というスクリプトを書いて、TeX Live, Homebrew, pip のアップデートをまとめてしている。ここで、pip-review の実行には pip install pip-review が必要。

#!/bin/sh
sudo tlmgr update --self --all
brew update
brew upgrade
pip-review --auto

参考サイト


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