EPSファイルの作成方法
Excel や PowerPoint で作成した図を EPS ファイルにする方法。
追記:PDFでいいよ
この記事を作成した後に、使ってはいけない LaTeX のコマンド・パッケージ・作法を読んだところ
LaTeX の画像と言えば EPS 形式! という向きもありましたが,dvips を使っていたころの名残なので,そろそろ認識を改める必要があります.
という記述がありました。EPS を提出する必要がある場合はしかたありませんが、これからはベクター画像は PDF を、ラスター画像は JPEG か PNG を使っていこうと思います。
PDF からの変換
まずは、EPS に変換したい画像が含まれる PDF ファイルを作成する。
次に、作成したPDFファイルを適宜トリミングして、ちょうどいい大きさの PDF ファイルにする。Mac であれば、プレビューで PDF ファイルを開いて選択ツールで長方形の範囲選択をしてコピーし、「クリップボードから新規作成」でトリミングされたPDFファイルを作成できる。
そして、PDFファイルを pdftops コマンドで EPS ファイルに変換する。Xpdf または、Xpdf を元に開発されている poppler をインストールすると、pdftops を使えるようになる。Mac ならば、brew install poppler
でOK。そして、
pdftops -eps filename.pdf
とすることで、filename.eps が作成される。
WMF からの変換
Window メタファイル (WMF) から直接 EPS ファイルを作りたくなるときもある。その場合には、Metafile to EPS Converter を使う。
WMF2EPS もあるけれど、最新版の Windows だと動かないようだ。