先週作成したページの最初の行にある
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">とは、どういうことでしょうか?この行は、HTMLのバージョンを宣言しています。HTML 4.01 Transitional を使って、HTMLを作成することになります。
なお、この授業はHTML 4.01を基本として進めますが、現在HTMLの次のバージョンであるHTML 5の策定が進められています。
文字コードは、コンピュータで文字を利用するために文字とバイト表現(数字)との対応を定めたものです。詳しくは日本語と文字コード (Web KANZAKI)を参照してください。日本語のWebサイトでは、使用する文字コードとしてシフトJIS、JISコード(ISO-2022-JP)、EUC、あるいは国際標準の Unicode (UTF-8) がよく使われています。Windows付属のメモ帳でテキストファイルを作成すると、シフトJISコードとなります。秀丸エディタでは、複数の文字コードを扱うことができます。
Webサイトがどの文字コードを使っているかは、Webブラウザが自動的に判別します。しかし、自動判別が正常に働かないと文字化けを起こします。ヘッダ部分に
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">と書かれているのは、このファイルはHTML文書であり、文字コードはシフトJISであることを意味しています。このように明記することで、ブラウザはそのページがシフトJISコードで書かれていることを知り、文字化けを起こさずにすみます。
この授業のページでは、Unicode (UTF-8) が使われています。ソースを確認してみてください。Unicode を使うと、以下のように色々な国の文字を同じページに表示する事ができます。留学生等で、日本語、英語以外の文字を扱う人は Unicode を使うのがいいでしょう。
中国語: 你好。我是日本人。我姓関。我叫関勝寿。谢谢。
韓国語: 안녕 하세요. 일본말 할 줄 아세요?
タイ語: สวัสดี ครับ ผมชื่อ คัตสึโทะชิ เซะบิ ครับ
ロシア語: Здравствуйте!
アラビア語: اَلسَّلامُعَلَىْكُمْ
今日学んだことを使って、自己紹介のページを作成してください。
作成したページをToyoNet-ACEから提出して下さい。