情報処理実習F: 第4回 Webサイト公開の手順

前回の復習

Webサイト公開の手順

手元のパソコンをローカル、Webサーバーをホストと呼ぶ。ローカルで編集したWebページを、ホストにアップロードすることで、Webページが公開される。ローカルからホストへのファイル転送には通常FTPというプロトコルが用いられる。以下のような手順となる。

  1. ローカルでWebページを作成、更新する。
  2. ローカルのWebページをブラウザで確認する。
  3. ローカルのWebページをFTPでホストにアップロードする。
  4. ホストにアップロードされたWebページをブラウザで確認する。

図: Webページの作成、公開と閲覧

FTPによるWebサーバーへの転送

  1. FTPソフト FFFTP を起動する。
  2. 授業用のWebサーバーにFTPで接続する。FFFTPの使い方は 初心者マニュアル を参照する。設定の詳細は授業で説明する。
  3. ローカルの初期フォルダをマイドキュメントの HomePage フォルダに設定する。
  4. ホストの初期フォルダを public_html に設定する。
  5. public_html フォルダ(ディレクトリ)を作成する。Webに公開するファイルは、この public_html の中に保存する。
  6. public_html フォルダ(ディレクトリ)の中に入る。
  7. ローカルからホストへ index.html ファイルを転送する。
  8. 名簿のリンクからWebページが閲覧できることを確認する。
  9. トップページには、public_html ディレクトリの下の index.html ファイルが表示される。

プロバイダやホームページスペースサービスを使う場合

FTPとセキュリティ

Mac を使う場合

Mac を使ってWebページを作成する場合も、テキストエディタでHTMLファイルを作成し、FTPソフトでアップロードする。私の場合は、テキストエディタにCotEditor、FTPソフトにCyberduckを使っている。Cyberduckでは、サーバー上のファイルを直接エディタで開いて編集できるので便利である。

なお、Cyberduckは sftp, WebDAV にも対応している。

文字実体参照

HTML文書中に<h1>といった文字を書きたい時にはどうすればいいでしょうか?そのまま書いてしまうと、タグと認識されてしまいます。そこで、&lt;h1&gt;と書くと<h1>と表示されます。ここで、&lt;は<を表示し、&gt;は>を表示する文字実態参照です。 文字実体参照あるいは数値文字参照を使うと、< > & " £ € © ™ ½ á α β γ ≥ ♥ 〠 ☀ ♨ といった様々な記号を表示することができます。

課題


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