著者:関 勝寿
公開日:2020年4月12日
キーワード: toyo

東洋大学経営学部の情報処理実習Aは、例年はPC教室で実施していますが、今学期は自宅からのオンライン学習となります。授業の内容は、PCを使って Microsoft Office (Word, Excel, PowerPoint) の使い方を学ぶというものです。そのため、受講には自宅で Microsoft Office を使うことができる環境が必須です。

私が実施する他の授業では、スマホのみでも履修可能となるように工夫をする予定ですが、以下の環境を整えておく方がはるかに学習効率は高いものと思います。

そのことは、本来であればシラバス(ToyoNet-G)を書き換えて対応するべきところですが、現状ではそれができないため、ToyoNet-ACEに以下の情報を書き込みました。ToyoNet-Gで履修登録をした翌日には ToyoNet-ACE で確認できるようになりますが、学生は履修登録する前に読むことができないため、このページにも公開情報として記しておきます。

なお、オンライン授業の準備に関しては、近いうちに大学から ToyoNet-G などを通して公式に案内があると思いますが、全体的に学生への情報提供が遅いように感じるため、あえてこのように教員個人から情報提供をするものです。ToyoNet-Gからの案内を見落とさないようにお願いします。

情報処理実習Aの履修に必要な環境

  • パソコン (Windows または Mac):授業は Windows のPCを使って実施するので、Windows のPCがある方が便利ですが、Mac でも Mac 版の Office をインストールすれば受講可能です。その場合は、授業動画で解説する操作手順とは異なります。
  • Microsoft Office: 東洋大学の学生は、パソコン(Windows または Mac)およびタブレットとスマホに、Office365 education をインストールして使うことができます。これからPCを購入する人は、プレインストールモデルを買う必要はありません。詳しくは、https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/toyonet/information/software/ を参照してください。
  • インターネット回線: 授業動画の視聴はスマホの画面では小さすぎるので、パソコンからネットに接続することが必要です。課題ファイルを提出するときにも、パソコンがネットに接続されている必要があります。自宅に固定回線がない場合には、モバイルWifiを契約することで、パソコンからインターネットに接続することができます。スマホからのテザリングで接続できる場合もありますが、通信量には注意してください。

大学ではレポート作成、プレゼンテーションなどパソコンを使うことが多く、また授業で配信される資料や提供される動画を閲覧するときには、スマホの小さな画面では不自由です。この授業を履修するためだけではなく、パソコンを所持することは大学生の学習環境にとって必須です。この機会に、ぜひ学習環境を整えてください。

情報処理実習Aの授業の進め方

授業の進め方については、ToyoNet-ACEでこれから案内する予定ですが、次のような流れを考えています。

  • テキストは例年通りのPDFファイルを使う。
  • 授業は動画で提供する。期限内に動画を視聴し、ToyoNet-ACEに課題を提出する。
  • 課題の提出をもって出席とする。
  • 例年通りに課題の提出をもって成績評価する。
  • 質問は、ToyoNet-ACE の掲示板および授業中の質問時間に Webex Meetings を使ってチャット(テキスト)または音声によって受け付ける。