難易度レベル別に問題を選ぶ
難易度レベルの決定
解独は、ナンプレの問題を9種類の難易度レベルに分類する、
レベル 1 | trivial | 簡単すぎ |
レベル 2 | very easy | 超簡単 |
レベル 3 | easy | 簡単 |
レベル 4 | normal | 普通 |
レベル 5 | hard | 難しい |
レベル 6 | very hard | とても難しい |
レベル 7 | evil | 意地悪 |
レベル 8 | extreme | 難しすぎ |
レベル 9 | ultimate | 究極 |
難易度レベルは、問題図面における空白セルの数、使われる解法の難易度、検索の複雑さによって決められる。レベル3までは空白セルの数が支配的要因であり、レベル6までは解法の難易度が支配的要因であり、レベル7以降は検索の複雑さが支配的要因となる。ナンプレの難易度には様々な基準があるため、以下に解独の難易度を他の基準と比較する。
ナンプレ7の「神域レベル」10問(No.701001 〜 701010)の中で、5問(1,2,5,6,9)は解独ではレベル5(難しい)に分類され、残りの5問(3,4,7,8,10)はレベル 6(とても難しい)に分類された。また、「上級レベル」10問(No.401001 〜 401010)の中で、4問(1,2,3,4)はレベル 4(普通)に分類され、残りの6問(5,6,7,8,9,10)はレベル5(難しい)に分類された。
Web sudoku の evil レベルの問題をランダムに10個選んだところ、解独ではすべてレベル5(難しい)に分類された。
Sudoku.com の問題をいくつか解独でレベル分けしたところ、Hard が解独のレベル4〜5、Expert がレベル6〜8、Evil がレベル8に分類された。
レベルと問題の選択
オンライン問題集では、レベルはプルダウンメニューから選び、問題番号はボックスに入力する。
コマンドラインの解独では、レベルは l レベル
で選ぶことができる。たとえば、レベル 5 を選ぶためには次のようにする。
kaidoku-1.0.1> l 5
Level 5 No. 1
どのレベルからでも好きなところから始めて、問題が難しすぎると思ったらレベルを下げて、簡単すぎると思ったらレベルを上げることで、常に自分に最適な難易度の問題を解くことができる。
それぞれのレベルで、次のコマンドで問題を移動することができる。
n | 次の問題に進む |
p | 前の問題に戻る |
j num | 問題番号 num に移動する |
それぞれのレベルで、現在の問題番号が保存される。たとえば、
- レベル3の問題 23 まで解き終わって、問題24に進む。
- レベル4で5問解いて、レベル4の問題6を解いている。
- その後、レベル3に戻ると、レベル3の問題24に戻ることとなる。
ここで、それぞれのレベルの問題番号のみが保存される。それぞれの問題のどこまで解き進めたかという情報は、現在解いている問題だけ保存されている。
したがって、推奨される方法は、それぞれのレベルで問題番号1から始めて、解き終わったらn
コマンドで次の問題へと進めることである。
それぞれのレベルの問題数の一覧を book
コマンドで見ることができる。解独は、それぞれのレベルで一定数の問題が同梱されている。そして、新しい問題を作ることも可能である。解独が新しい問題を作るスピードは人間が問題を解くスピードよりも速いため、いくらでも新しい問題を解き続けることが可能である。
最新版の解独に同梱されている問題は、ナンプレ問題集でオンラインで解くことができる。